5分でわかるGoogleアナリティクスの使い方

ホームページを持っている方の多くが活用しているGoogleアナリティクス

一日にどれくらいのアクセス数があるか、ユーザーがどんな流れでホームページを閲覧しているかなどを知ることができるツールです。

しかし、初心者は得られる情報が多すぎて使い方が分からず戸惑うことも。

どこを確認して、どうやってサイトを改善していけばいいの?そんな疑問にお答えします。

5分で確認できる、Googleアナリティクスの分析ポイント

ホームページの解析に便利なGoogleアナリティクスを活用しよう

  1. ユーザー:どのくらいの人がサイトにアクセスしているのか
  2. 集客:どこからユーザーがサイトにやってきたのか
  3. 行動:ユーザーはサイトでどんなところを見ているのか
  4. コンバージョン:定めた目標を達成しているか

ユーザー:どのくらいの人がサイトにアクセスしているのか

『ユーザー』は訪問者のことを指します。訪問者について詳しく知りたければここを見ます。

セッション(訪問者の数)、ページビュー数(訪問者が見たページの数)、直帰率(ホームページからすぐに離脱している人の割合)などが分かります。

WEBサイトを閲覧しているユーザーのスマートフォン使用率の実情

中でも、パソコンとモバイル(スマホ&タブレット)のユーザーの割合を知ることができるのが利点です。

モバイル端末からの閲覧率を知ることで、ホームページのスマートフォン対応が必要不可欠であることが理解できるはずです。

集客:どこからユーザーがサイトにやってきたのか

『集客』はユーザーが何をきっかけにホームページにアクセスしているのかが分かります。

サマリー
集客レポートの全体のまとめです。チャネル(参照元)・セッション(訪問数)・コンバージョン(目標達成)などを一目で確認することができます。
チャネル
チャネルではユーザーがどんなサイトからアクセスしているのかを確認できます。Organic Search/Direct/Referral/Socialの4つに大きく分類されます。

・Organic Search(オーガニックサーチ)…GoogleやYahoo!などの検索エンジンからアクセスしている人の数
・Direct(ダイレクト)…お気に入り登録やURLの入力など、WEBサイトに直接訪れている人の数
・Referral(リファラル)…他のサイトからのリンクをとだって訪れている人の数
・Social(ソーシャル)…TwitterやFacebookといったSNSからアクセスしている人の数

※すべてのトラフィック・すべての参照では、チャネルを細分化したデータを見ることができます。
キーワード
オーガニック検索では、ユーザーがどんなキーワードで検索してアクセスしているかが分かります。狙ったキーワードからのアクセスが獲得できているか、もっとアクセスを伸ばせそうなキーワードはあるかなど、SEO対策のヒントを得られます。

行動:ユーザーはサイトでどんなところを見ているのか

『行動』では、サイト内におけるユーザーの行動がわかります。ユーザーが良く見ているページ、逆に人気のないページを見つけて、サイトの構成を改善することに役立てます。

ユーザーフローからわかるホームページ改善のヒントをこちらで紹介しています。お役立てください。
ホームページ解析の味方、ユーザーフローからわかる改善のヒント

コンバージョン:定めた目標を達成しているか

コンバージョンとは、ユーザーが狙い通りの行動をしているかを指します。サイトのタイプによってコンバージョンはことなりますが、WEBサイトをもつ多くの企業では『お問い合わせをもらうこと』を目標に定めています。

Googleアナリティクスには、サイトの目標として設定できる機能があります。目標の達成数、達成に至ったきっかけ、経緯などを知ることができます。

Googleアナリティクスを使い始めて、最初に戸惑うのは情報量の多さです。初めから一つ一つを細かく把握しようとすると混乱してしまうでしょう。

まずは、今回ご紹介した4つのステップを確認する癖を付けていきましょう。また、ただデータを見て現状を知るだけではなく、そこからどんなSEO対策やサイトの改善ができるかのヒントを得ましょう。改善してこそ初めてツールを最大限に活用できているといえます。