ホームページの戦略は大きく二つに分かれます。
- どのようにホームページへアクセスを集めるか
- アクセスしたユーザーから、どうやって問い合わせをさせるか
ここで、問い合わせという言葉を使っていますが、弁護士であれば相談予約、不動産会社であれば査定依頼、通販サイトであれば商品購入など、業種によって目指すゴールは異なります。
これをコンバージョンと言いますが、これを伸ばすために、どのように対策を練るのかが重要になってきます。
では、法律事務所を探しているユーザーがどのようなプロセスを踏んで、事務所に電話をかけるかを見ていきましょう。
顧客が電話をかけるまでの3つのプロセス
(1)地域で弁護士を探す検索をする(初期情報入手段階)
まずは「地域名+弁護士」で検索します。ここで、初めて法律事務所名が複数、検索者へインプットされます。
(2)地域で専門性の高い弁護士を探す検索をする(専門性での絞り込み段階)
・「郡山市+弁護士+交通事故」検索
・「郡山市+弁護士費用+相場」検索
ここまでの検索で、大体顧客の法律ニーズに合った法律事務所が絞られます。「〇〇法律事務所は〇〇に強いんだなぁ…。」と顧客は理解します。
また、前項でも述べたように、(1)よりも(2)の専門性アピールの方が弁護士選びでは非常に大切な部分になっています。
(3)気になった法律事務所、弁護士の「人柄、人格」の情報を調べる検索をする(最終段階)
最後に、自分が電話しようと考える法律事務所の情報を以下の内容で検索し、収集します。
・「〇〇法律事務所」「〇〇法律事務所+評判、口コミ」
弁護士のキャリア、経歴、解決実績の事例、費用、専門性、住所、営業時間等を詳しく調べます。
それらを調べ、ようやく電話をかけるというアクションを起こすのです。
上記のことを踏まえると、(1)の「地域+弁護士」だけ検索上位を取ったとしても不十分で、ライバルと差がつかないことが分かると思います。
大切なことは、より多くの情報をそのホームページから発信することで、顧客の絞り込み検索に何度も自分の法律事務所名が登場し、目に留まることです。
それが法律事務所を選んで問い合わせをしてもらえることに繋がるのです。
つまり、エリアマーケティングを使ったブランド戦略においては、地域の中で法律事務所を知ってもらうことだけではなく、同時に専門性や人柄をアピールする必要があるのです。
ホームページの効果を検証する
ここで忘れてはいけないのが、エリアマーケティングの対策をしたあとの結果を気にすることです。
- エリア設定した場所から問い合わせがきたのか?その受任率は?
- どのようなキーワード検索で顧客がアクセスしてきたか?
- どのような法律相談が多いのか?
これらの情報は、解析ツールを使って情報を得ることができます。
そうして、結果を分析をしながら今後の打ち出し方の方針を練り直していくのです。
ホームページを作りっぱなしで放置していると、結果はついてきません。
バリバリ集客ができる営業マンを育てるのと同じですから、気にかけてあげなければ成長も止まります。
ですから、長期的な目線でエリアマーケティングに取り組むようにしましょう。
顧客ニーズに応えられるホームページ制作が重要
エリアマーケティングにおいて、顧客はどのような問題を抱えていて、法律で解決したいと望んでいるのか?弁護士に何を求めているのか?を、改めて整理することが大切です。
福島県郡山市のエスアンドシー郡山は、顧客の検索意図に応えるようなホームページ制作が重要だと、お客様に常にお伝えしています。
また、お客様自身も顧客のニーズを抑えておくことが今後重要になるでしょう。
今回は、エリアマーケティングの具体的な対策についてご紹介しましたが、もっと詳しく知りたい!という方はぜひエスアンドシー郡山へお問い合わせください。