具体的なVSO対策
続いて、VSOに良いと考えられる具体的な対策を説明します。
スマートフォンやタブレットが大前提
音声検索のほとんどはパソコンではなく、スマートフォンやタブレット端末から行われます。そのため、サイトがスマートフォンなどに対応していることは今や当たり前なのです。
会話文に対応させる
ユーザーが音声検索をする時は、語りかけるような形で行われると考えられます。単語の並びではなく、”話し言葉”が検索ワードとして使われるのです。
話し言葉は書き言葉より長くなる傾向にあります。キーワードを選ぶ時にも、このことを意識すると良いでしょう。また、難しい単語が多い文よりもシンプルで分かりやすい文が選ばれやすいので、言葉選びも重要です。
質問形式のページを作る
自サイトのコンテンツに対してのよくある質問(FAQ)を質問形式にして、まとめたページを作成すると良いでしょう。こうすることで、実際に検索される時の”話し言葉”に対応しやすくなります。
質問形式の検索内容ですが、以下のようなものが考えられます。
- ~を教えて
- ~って何?
- ~っていつ?
- ~はどこ?
- ~はどうするの?
このようなよくある質問に対応できる回答文を作成しておくと良いでしょう。
ローカルな情報を載せる
現在、音声検索が使われる場合のほとんどは日常生活の中です。特に、ユーザーは「場所」について調べる傾向があります。
例えば、近くの飲食店やコンビニの場所が知りたい時があるでしょう。その時、手元に音声入力ができる機器があれば、キーボードで打つより手軽に調べることができます。
したがって、ページのタイトルなどに地名を入れるなどしてローカライズしたコンテンツを提供することで、音声検索の結果に選ばれる機会を増やせる可能性があります。このような施策を「ローカルSEO対策」といいます。
ローカルSEO対策に効果的な方法として、「Googleマイビジネス」への登録が挙げられます。これを利用することで、Googleの検索結果やマップ上にあなたの店舗などの基本情報を載せることができます。
Googleマイビジネスについては、以前の記事でも解説しています。
参考:Googleマイビジネスの活用法①~情報を充実させてMEO対策~
セキュリティを強化する
海外のSEO調査会社によると、HTTPSで保護されたサイトが検索結果の7割を占めていたそうです。セキュリティがしっかりしているサイトは信頼性が高く、検索結果にも影響を与えると考えられます。
ページの表示速度を上げる
ページの表示速度がこと音声検索においては大きな役割を果たします。会話形式をとりますので、回答はできるだけ早い方がいいですよね。そのため、ページの読み込みが速いサイトが優先されると考えられます。
ユーザーの変化に合わせて確かな集客を実現
WEBマーケティングは、ユーザーの変化に対して柔軟に対応することが大切です。
福島県郡山市のエスアンドシー郡山では、VSOを踏まえた提案も行っております。
WEBマーケティングでお悩みの際はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。