内部リンクと外部リンクでは、外部リンクの方が圧倒的に重視されがちです。
しかし、沢山のサイトからの被リンクを狙おうとすると自作自演や小手先のSEO対策をしてしまうケースも多く、ペナルティを受けることがあります。
だからこそ、自分で自由に設定できる内部リンクにこだわり、ページ構成を見直しませんか?
内部リンクを貼るために覚えておきたい4つのポイント
アンカーテキストにキーワードを含める
検索エンジンのクローラーは、どんなテキストにリンクが貼られているかを読み取り、含まれるキーワードとリンク先のページ内容に関連性があるかどうかを判断しています。
ここで、内部リンクの貼り方の悪い例を見てみましょう。
- 例
- 内部リンクと外部リンクの違いの解説はこちら
上の例のように「こちら」という部分のテキストをアンカーテキストと呼びます。
この場合、「こちら」という単語に関連したページかどうかを判断されてしまいます。
このようなリンクの方法は良く見かけますが、きちんとキーワードを入れた内部リンクを意識してSEO対策に抜かりない内部リンクへと改善しましょう。
アクセスの多いページから少ないページへリンクさせる
サイトを運用していると、アクセスの多いページと少ないページに分かれてきます。
当然ですがアクセスの多いページと少ないページでは、多いページの方がクロウラーの巡回頻度は高くなります。
そのため、アクセスの多いページから少ないページへと誘導させてあげれば、クロウラーの巡回頻度を高めることができます。
リンク先のコンテンツの質が良ければ自然と評価が上がり、上位表示を実現できるようになっていきます。
ページ内の発リンク数に気を付ける
1ページからの内部リンクまたは外部リンクの数は、100以内に抑えることが望ましいと言われています。
100という数は莫大に思えますが、グローバルメニュー・サイドメニュー・フッターに設置されたサイトマップなどを含めると、到達しやすい数といえます。
この発リンクが多すぎるとクロウラーが全てのリンクを辿りづらくなり、ユーザーも混乱してしまうといったデメリットが発生します。
100という数字はあくまで目安ですが、コンテンツに対して関連性の高いリンクのみに絞り込むように意識しましょう。
ユーザビリティ(使いやすさ)をアップさせる
ここまではSEO対策の観点からの内部リンクのポイントを述べましたが、大前提としてユーザーにとって使いやすいサイトであるかを意識しなければなりません。
- サイト内のすべてのページをトップページから3クリック以内に到達できるように設計する
- 1ページのコンテンツが長すぎる場合はページ内リンクを活用する
- ユーザーが今どこの階層にいるか分かるように「パンくずリスト」を作成する
- どのページにいてもホームに戻れるように、ヘッダーのロゴにトップページのリンクを貼る
- リンク切れやURLに誤りがないかを確認する
- サイドバーが分かりやすく整理されている
内部リンクは外部リンクに比べて軽視されてしまいがちですが、ここで手を抜いてしまうとサイト内全体の構造が崩れてユーザーが順路を見失う可能性があります。
また、ホームページをこれから作成するという場合も、サイトのレイアウトやデザインを行う段階で内部リンクについても考えておきましょう。
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