WordPressをはじめ、多くのCMSでホームページを作成している会社では、ブログを更新することを前提に作成しているのではないでしょうか?
常に新しい情報を届けて更新することでWEBサイトの信頼性が上がり、SEO対策にも有効です。
一方で、サイト全体の直帰率の高さにお悩みでは?
どんなに沢山ブログを更新してアクセス数を伸ばしても、直帰が高ければ質の悪いWEBサイトとみなされてしまいます。
直帰率を下げたい!目安はどのくらい?
直帰率の高い低いを判断する目安はどの程度なのでしょうか?
それは対象となるページがトップページやカテゴリーページなのか、それともブログ記事なのかで変わってきます。
- トップページ・カテゴリーページ:30~50%
- それ以外のページ(ブログ記事等):70~90%
これがボーダーラインであり、これより数値が高くなるとページのどこかに問題があると考えて良いでしょう。
直帰率を下げるために過去の記事を見直そう
長い間ホームページを運営していると、検索エンジンからアクセス流入が多い人気のページとそうでないページが出てくるでしょう。
毎週ブログ記事の更新を目標にしてきたとすれば、良いネタがなくても「更新しなければならない」という気持ちで作成した記事もあったでしょう。
そのため、良い記事・悪い記事が生まれ、結果的に全体の直帰率の高さに繋がっているのです。
過去の記事をどんどん見直そう
直帰が高いブログ記事のパターンは大きく2つあると思います。
- ユーザーの疑問に簡潔に答えられていない内容の薄い記事
- アクセス数・滞在時間が高い数字でも、直帰率が高いブログ記事
うすっぺらい記事の質を改善する
ユーザーの立場になると、タイトルとディスクリプションで「面白そう!」「ためになりそう!」と思ったのに、実際の記事の内容が期待外れでは目を通す間もなく直帰してしまうのは当たり前です。
- ブログ記事改善のポイント
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- タイトルと中身が一致していない(インパクトのあるタイトルを狙いすぎていて中身が薄い)
- 導入文で全体の内容を把握させる(この記事では何を紹介するかを分かりやすくまとめる)
- 記事の冒頭には画像を入れ、分かりやすくする(第一印象を良くする)
- 過去に更新した情報が古くなっていれば、最新の情報を追記してあげる
もっと読みたい!と思わせて、サイト内を回遊させる
では、アクセスも滞在時間も長いのに直帰率が高いときはどうすれば良いのでしょう?
この場合、考えられる理由はユーザーがブログの内容に満足してそのまま帰ってしまうことです。
次に行きたいと思わせる動線を作ってあげましょう。
WordPressなどのCMSには、キーワードなどから関連記事をピックアップしてくれるプラグインもありますが、ご自分で丁寧に設定することをオススメします。
また、1つの投稿記事だけですべてを説明してしまうのではなく、問題提起、事例、解決など、それぞれのトピックごとに記事を細かく分けることで、直帰率を下げるのはもちろん、記事の分かりにくさも改善されます。
一度更新した記事を、何度も書き変えて良いの?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、サイトの質を上げるためには積極的にコンテンツ内容は見直すべきだと考えます。
直帰率を下げるということは、ユーザーにとって必要とされるホームページになっていくということです。
あなたのサイトで直帰率を高めてしまっているページをつきとめ、どんどん改善しましょう!