ホームページはどんな手順で作成するの?

ホームページ制作のための8つのステップ

  1. 何のためにサイトを作るか、目的(コンセプト)を考える
  2. ライバルサイトを調査する
  3. 提供するサービス・商品・情報の強みやポイントを整理する
  4. サイトの設計図をつくる
  5. ホームページを作成するための資料を準備する
  6. ホームページのデザインを考える
  7. コーディング・システム実装
  8. ホームページ公開・運用

何のためにサイトを作るか、目的(コンセプト)を考える

ホームページを作成するうちに、デザインにこだわったり、最新の技術を取り入れることに集中してしまい、何のために作っているかを忘れてしまいがちです。
目的(コンセプト)は、サイトの方向性を決める大切な部分です。

  • ホームページによってどんな効果を得たいか(お問い合わせをもらう・資料請求をしてもらうなど)
  • どんな人に向けて作るのか?ターゲットを絞り込む(学生向け・大人向け・男性向け・女性向けかなど)
  • ユーザーに何を伝えたいか、どんな情報を掲載するか
  • チラシやメールマガジンではなく、ホームページでなければならない理由は何か?

このようなポイントを押さえながら、コンセプトを練っていきます。
制作過程で迷いが生じたとしても、原点に立ちかえる土台となるので明確な目的を持ちましょう。

ライバルサイトを調査する

ホームページを公開して間もない間は、ライバルサイトの中に埋もれてしまいがちです。
そのような状態からいち早く抜け出すためには、ライバルがどのくらいいるのか、そのライバルはどんな方法で集客をしているかなどを前もって調査しなければなりません。
例えば、郡山市の法律事務所のホームページを作ろうと思ったとき、郡山市ですでにホームページで集客をしている弁護士がいるか、そのホームページにはどんな内容が書かれているか、ページボリュームはどのくらいかなどを把握しましょう。
そうすることで、あなたが目指すべきホームページが明確になるとともに、勝ち抜くための戦略を立てやすくなります。

提供するサービス・商品・情報の強みやポイントを整理する

ライバル会社に差を付けるような、あなたの会社ならではの強みを見つけることはとても重要です。
数多くのライバルサイトと比較されても負けることなく、ユーザーに選ばれるようなアピールポイントを探す近道になります。
先ほどの弁護士の例でいえば、郡山市のほかの弁護士の誰にも負けない得意分野をアピールする必要があります。
離婚問題についての相談が多ければ、どうして離婚を相談する人が多いのか、実際に解決へと導いた案件はどのくらいかという分析をすることでアピールポイントを見出すことができます。
この強みを軸に、あなたのホームページで集客をするための戦略を立てることになります。

サイトの設計図をつくる

設計図というと難しく感じてしまいますが、全体で何ページくらいのサイトにするか、どんなページが必要か、どこに何を配置するかなどを考えます。
何ページくらいのサイトにすれば良いか、どんな内容のページが欲しいか迷うときには、成功しているライバル会社のホームページを分析した結果を目標ラインとして考えましょう。
ホームページを公開した後にも、ページを追加することができますので、どの項目を膨らませるかをあらかじめ考えておくのも良いでしょう。

ホームページを作成するための資料を準備する

サイトを制作するためには、一ページごとに、原稿や写真が必要です。
ホームページ制作会社に原稿や画像の準備を依頼すると、写真の撮影料や執筆料がかかってしまいます。
あなたの会社の魅力を一番知っているのはあなた自身ですので、実際にお客様から頂いた感想など、できる限り詳しく、オリジナリティのある資料を用意しましょう。

ホームページのデザインを考える

ホームページのデザインは、どんな色にするか・どんな画像を入れるかなどを好みで決めてしまいがちです。
ここで重要なのは、何のためにという目的とそれに沿って考えた設計図を思い出すことです。
何を一番目立たせたいかでトップページの配置はずいぶん変わりますし、ターゲットに沿う色も絞られてきます。
まずはトップページのイメージを具体化し、その後で他ページのデザインへと展開していきます。

コーディング・システム実装

ホームページ制作会社に依頼した場合、ホームページのコーディングやシステムの実装はすべて任せることになるでしょう。
出来上がっていくホームページをチェックして修正を繰り返し、公開までもうひと頑張りです。

ホームページ公開・運用

いよいよ、ホームページを公開します。
ここまで長い道のりのようですが、公開をしただけではほとんどWEBサイトを持つ意味はありません。

更新を重ねて常に新しい情報を提供し、ユーザーに信頼感を与えるホームページへと成長させていきます。
また、検索順位で上位表示を実現するために、または上位表示をキープするためにもSEO対策が欠かせません。
制作を依頼するホームページ制作会社を選ぶときには、公開後の運用もしっかりサポートしてくれるかも念頭に入れておきましょう。