地域の中小企業が集客する際、フリーペーパーや新聞広告などの紙媒体や、来店プレゼント、割引クーポン、看板広告など様々な方法がとられます。
しかし、なかなか思うように結果がでない、そんな方には「WEBマーケティング」が、とても重要になってきます。
今回は、地域密着型ビジネスにWEBマーケティングが必要な理由をご案内いたします。
地域の中小企業が危ない!ニッチ市場に攻め込む大企業の猛威
今までは、地域の中小企業は大企業がターゲットにしないような市場(いわゆるニッチ市場)を見つけて、そこの中でビジネスを展開すれば、小さい市場ではありますが1番になることが出来ました。
しかし近年、そのニッチ市場に大企業が攻め込んできているのです。
例えば、郡山市内のリフォーム会社の事例を挙げると、「地域名(ここでは郡山)+ リフォーム」とした際に郡山市のリフォーム会社や工務店を押しのけて「ホームプロ」という比較サイトが最上位に来てしまいます。
各店舗からの広告収入を得ることや、比較サイトに見せかけて実は自社のサービスに誘導するなど、目的は様々です。
これは、大手企業が地域に入り込んできていて、地域のビジネスの顧客が大手に流れていく典型的な例ですね。
その他、美容院であればホットペッパー、医療は病院なび、不動産ならホームズやSUUMOなど、どれも地域名を入れて検索しても、比較サイトや口コミサイトが並びます。
当然、中小企業は以下のような理由から大企業に負けてしまいます。
・コンテンツマーケティングがSEOの主流になってきており、沢山のライターに大量の記事を発注して順位を上げている
・豊かな資本力で、リスティング広告やディスプレイ広告を使って即効性のある集客効果を出すことができる
こういった大手の企業では、社内にWEBマーケティングチームを設けて対応しているケースもあります。
同じことを、地域の中小企業が取り組もうと思っても、現実的には難しいものです。
本業があるのに、記事を書き続けることや、広告を出し続けることが大変ということは、私たち自身も良く知っています。
これらの大企業に押し負けないために、WEBマーケティングは必要なのです。
地域ビジネスが大手に勝てる、「地域密着」を最大限に生かす
例えば、一店舗しかない地域ビジネスでも、大手に勝てる可能性はあります。
それは「地域密着」であり、地域の中小企業が大手に挑めるカードとなり得るのです。
しかし、やみくもに「私達は地域に密着しています!」とホームページでうたっても、それは効果がありません。
なぜなら、お客様は「地域密着だから…なに?」と思ってしまい、何がメリットなのか伝わりにくいからです。
そこで、福島県郡山市のエスアンドシー郡山は、今までの経験を基にした「地域ビジネスが勝ち残るためのWEBマーケティングのやり方」について、具体的に記事にしていきます。
次回は「商圏、ターゲットの把握」について特筆しますので、ぜひ参考になさって下さい。