ホームページを運営するにあたり、Googleアナリティクスを毎日チェックしている方も多いと思います。
あなたは、Googleアナリティクスでどんな項目をチェックしているでしょうか?
アクセスが昨日より増えている、ページビュー数が先週より少なくなっている、といった結果の確認だけで終わっていませんか?
Googleアナリティクスは、しっかりと分析をすることで今後の戦略を立てるための心強いツールになります。
その中でもユーザーフローから分かる戦略の立て方の例をご紹介します。
Googleアナリティクスのユーザーフローとは
ユーザーフローとは、ホームページの訪問者がどのようにページを移動したのかを視覚的に分かりやすく表示したものです。
例えば、トップページにアクセスした人が次に見ているページはどこなのか?
どのような流れを踏んでお問い合わせのページまでたどり着いているのか?
といったユーザーの動線を追うことができ、WEBサイト内のどんなところを改善するべきかというヒントを与えてくれます。
- トップページからの直帰率が高い場合
- いくらトップページにアクセスがあっても、もっと深くまで見てもらえなければ言いたいことが十分に伝わりませんよね。
WEBサイトに訪れたとき、ユーザーが「もっと見たい」と思うかどうかは、ほんの数秒で判断されてしまいます。
トップページからの直帰率が高いということは、トップページのデザインや一番目立つキャッチフレーズ、コンテンツなどを見直す必要があるということです。
また、スマートフォンにも対応したページになっているかどうかということも重要です。
現在ではパソコンとスマートデバイスのインターネットの閲覧の割合は半々程度になっており、今後スマートフォンがさらに大きく割合を占めていくでしょう。
そんな中、ユーザーを下層ページまで誘導するにはWEBサイトのスマートフォン対応は必要不可欠と言えるでしょう。
- 一つの記事だけにアクセスが集中している場合
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ホームページの更新には、ブログや新着情報の更新がつきものです。
そのなかで、他のページよりアクセスが集中している記事はありませんか?
せっかく沢山の人に見てもらえる役立つ記事を書いても、あなたの会社や商品に興味を持ってもらえなければ意味がありません。
アクセスの集中している記事の内容に、関連記事を紹介したり、自社だけのメリットを紹介したり、情報を最新に保つなどの工夫をしましょう。
- お問い合わせのページへのアクセスはあるのに、まったくお問い合わせが来ない場合
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問い合わせに興味を持っているユーザーがいるのにお問い合わせが来ないのは、問い合わせページそのものに問題がある可能性が高いです。
先ほども述べたように、現在では多くのホームページの閲覧はスマートデバイスとパソコンでは半々といったところまで来ています。
パソコンでは文字が打ちやすくても、スマートフォンでは画面が小さくで沢山文字を打つのが面倒になりませんか?
パソコンからなら5分もかからない打ち込みも、スマートフォンでは2倍以上も時間がかかることもあり、項目が多ければ多いほど面倒だと感じてしまうものです。
実際に自分でスマートフォンからお問い合わせフォームに記入してみるなど、とことんユーザー目線に立って考えてみましょう。
ホームページで成功したいならツールを最大限に活用すること
Googleアナリティクスやウェブマスターツールといったホームページ解析ツールのデータは、どう見るか、どう活用するかが重要です。
アクセス数の増減に一喜一憂するのではなく、なぜ増えたか?何が原因で下がったか?という分析をしましょう。
特にユーザーフローは「お問い合わせ」や「商品の購入」といった目的のページにユーザーがたどりついているか、狙い通りの流れを踏んでいるかの分析ができます。
こういった分析結果とユーザー目線をもとに、攻めるホームページ戦略を立てましょう。